過保護な妖狐×一途で健気な青年
これ以上愛しくなったら
手放せなくなってしまう
ある雨の日、
捨てられていた人間の幼子を偶然見つけたのは、
山奥で暮らす寡黙な妖狐、朔夜だった。
凪と名付けられた彼は、美人で健気な青年へ成長し、
親代わりの朔夜にいつからか淡い恋心を抱いていた。
「ただの人間の僕は、朔夜様のお役に立てない」
それでも育ててもらった恩を返したいと
悩んでいたある日思いついたのは、
人間界に行けば
朔夜の役に立てる方法を学べるかもしれないという事。
「俺の加護が届かないところには行くな」と言う朔夜に対して、
凪は「もうこどもじゃない」と意地を張る。
熱意に負けた朔夜が
人間界に行くのを許可する代わりに出した条件は、
自分も一緒に人間界へ行く事で―
ISBN: 978-4815502591
発売日:2023.12.28
価格:本体690円+税
判型:B6判
お試し読みはこちら
購入はこちら